ホワイトボードを使った勉強法は効果的!そのやり方をご紹介

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多くの人は、要点をノートにまとめながら勉強を行っています。しかし、ノートの代わりにホワイトボードを使用した勉強法があるのをご存じでしょうか。実は、ホワイトボードを有効に活用することにより、ノートだけの勉強法よりも効率良く学習できるようになるのです。勉強法について悩んでいる人のために、具体的にどのような方法なのかを解説していきます。

1.ホワイトボード勉強に使うメリット

ノートに学習内容をまとめて勉強するのと、ホワイトボードを用いるのでは一体何が違うのかよくわからない人もいるでしょう。そこで、まずはホワイトボードを使うことでどのようなメリットが得られるのかについて説明をしていきます。

1-1.頭の中を整理できる

効率良く勉強を進めていくには、学習した内容を一度頭の中で整理する必要があります。内容があいまいなまま勉強を続けても、記憶としてなかなか定着しませんし、間違って覚えてしまう可能性も高くなるでしょう。その点、ホワイトボードは頭の中を整理するのに最適です。まず、ノートなどとは異なりホワイトボードのスペースは限られています。つまり、よく考えてから書かないと、たちまちスペースが埋まってしまうので、必然的に頭を使って内容をまとめる習慣が身につくというわけです。

それに、ホワイトボードに学習内容を書いていくと、ちょっとした先生気分が味わえます。先生になったつもりで説明しながら内容をまとめていくと、頭の中を整理することにもつながるでしょう。さらに、壁にかかったホワイトボードなら「何度でも気軽に見直せる」という点も見逃せません。例えば、復習をした際に記憶があいまいな部分があれば、その箇所をホワイトボードに書き出しておくのです。そうすれば、頻繁にホワイトボードを見ることで記憶の定着化にもつながります。

1-2.難しい問題も視覚的に理解できる

ホワイトボードは、マグネットが利用できることもメリットです。マグネットをうまく活用すれば、わかりにくい問題を理解する助けにもなります。例えば、図形問題の書かれた用紙をホワイトボードに貼り付け、回転させながらいろいろな方向から眺めてみるのもよいでしょう。そうすることで、今まで難しいと感じていた問題が思いのほか、簡単に解蹴るケースもあります。また、わかりづらい図表問題なども実際に図や表を書いてみることで、より理解が深まることが期待できます。

さらに、他の問題でもカラフルに色分けしてみたり、いろいろな形のマグネットを利用したりすれば、視覚的な刺激が強化されて理解が進んでいくでしょう。その典型例として挙げられるのが、速度の計算です。速度計算は、頭の中だけで考えていると煩雑でよくわからないこともあります。しかし、複数のマグネットを動かしながら考えてみると意外と簡単に理解できる場合があるのです。このように、視覚的な側面から理解を深めることができるのはホワイトボードならではの強みといえるでしょう。

1-3.すぐ消せるので大胆に書ける

勉強に使うノートというのは、きれいに内容をまとめようとするあまり、気軽に書き込めない場合があります。また、書き間違えたりすると素早く消せずに、メモ書きが追いつかないことにもつながりかねません。その結果、大事なことを書きもらしてしまう可能性が高くなるでしょう。一方、ホワイトボードなら間違ってもすぐに消せるのでメモが追いつかないといったケースは少なくなります。また、大事なことなのかどうかがわからなくても、気軽に書きとめておくことが可能です。そのうえで、もし大事なことであれば改めてノートにまとめ直しておくこともできます。

また、自分が覚えられなかった事柄をキーワードにして書き出しておくというのも一つの手です。そうしておけば、わからない箇所はどこで、自分の弱点を克服するには何を学習する必要があるのかが一目瞭然になります。つまり、優先的に勉強しなくてはならないポイントを常に明確にすることによって、学習計画が立てやすくなり学習効率も上がっていくというわけです。

1-4.字が大きく記憶に残る

限られたノートのスペースに小さな文字をびっしりと書き込んでも、思ったような学習効果を上げられない場合があります。なぜなら、文字が小さすぎて印象に残りにくいからです。一方、ホワイトボードを使用すると、ノートの場合と比べて文字はかなり大きくなります。文字が大きいということは、それだけ視覚的な刺激が強いことを意味します。つまり、刺激が強い分、脳にインパクトを与えて記憶に残りやすくなり、高い学習効果が得られるというわけです。

したがって、ホワイトボードを使用し、意識して大きな文字を書いてみるのも有効な学習方法だといえます。また、ホワイトボードを使用する際には、なるべくその内容を他人に教えているつもりで書いていきましょう。「人に教えられるレベルになって初めて理解したといえる」という言葉がありますが、ホワイトボードならそれを疑似的に実践することができます。本当にその内容を理解しているのかをチェックできるため、学習の定着率を高めていけるでしょう。

1-5.アウトプットすることで理解度が深まる

アメリカ国立訓練研究所では、学習方法と学習定着率の関係を調べる研究を行い、その結果を「Learning Pyramid(ラーニングピラミッド)」という図にして発表しています。それによると、講義を聴いたり読書をしたりしただけの場合、学習定着率はそれぞれ5%、10%と極めて低いレベルでした。また、視覚と聴覚の両方を用いた視聴覚学習でもその定着率はわずか20%にすぎないのです。この結果は、単に知識をインプットしただけでは高い学習効果は期待できない事実を示しています。

一方、グループ検討や体験学習をして学んだことをアウトプットすると、定着率はそれぞれ50%および75%と高い値を示しています。そして、最も定着率が高いのが他の人に教えた場合です。その値は、実に90%を記録しています。したがって、「机に長時間座って勉強をしているのになかなか成果が上がらない」という人は、この研究結果に基づいて勉強方法を見直してみることがおすすめです。例えば、ホワイトボードを用いて両親に教えるつもりで説明をしてみましょう。知識をアウトプットすることによって、学習定着率の大幅アップが期待できるはずです。

1-6.目に留まりやすいので目標を追いやすい

ホワイトボードには、それ自体が非常に目立つという特徴があります。サイズの大きなものの場合だと、普通に生活をしているだけでも自然と視界に入ってくるはずです。そして、そのことを利用すれば、学習効率を高める一助となります。例えば、目標をホワイトボードに書き出すことによって、それを忘れずに意識し続けられるといった具合です。「その程度のことで成績アップにつながるのだろうか」と疑問に思う人もいるかもしれません。しかし、何を行うにしても意識付けは大切です。目標を常に意識して勉強するのと毎日漠然と机に向かうのでは、その効果は大きく変わってきます。

ちなみに、ホワイトボードに書く目標は何でもかまいません。長期的な目標はもちろん、早急に解決しなければならない問題などもどんどん書き込んでいきましょう。そのうえで、解決した事柄は消去し、新たな課題を書き足していくのです。今何をやるべきなのかを常に整理していくことで学習効率が高まり、結果として成績アップにつながっていきます。

2.ホワイトボードの選び方

ホワイトボードを使用した勉強法は、高い学習効果が期待できます。しかし、実際に始める前に考えなくてはならないのが、どういったタイプのホワイトボードを使用するかです。ちなみに、ホワイトボードは大きく3つの種類に分けることができます。購入する際の参考になるように、それぞれの特徴や使用する際の注意点などについて解説していきます。

2-1.壁掛けタイプ

壁面に設置する壁掛けタイプのホワイトボードは、「高さを自由に変えられる」という特徴があります。つまり、子供が小さなときから使い始めても成長に合わせて少しずつ高くしていくことができるのです。また、壁に密着している形になっているので場所をとりません。さらに、複数のホワイトボードを設置しても部屋が狭くならないこともメリットです。一方で、壁に密着しているがゆえのデメリットもあります。

例えば、手がうっかり滑ってしまうと、ホワイトボードからペンがはみ出して壁に書いてしまうことになりかねません。そうしたことが続くと、壁はかなり汚くなってしまいます。したがって、壁掛けタイプのホワイトボードを使用するのであれば、汚れ対策が必要です。

2-2.キャスタータイプ

ホワイトボードを支える足の先に車輪がついているキャスタータイプは、会議室などでよく使用されます。キャスタータイプのホワイトボードは、大きなものが多いので、広く使えたくさん書き込みができる点がメリットです。また、場所を自由に移動できることもうれしいところ。例えば、机の前に座っていたりベッドで横になっていたりするときでも、自分が一番見やすい場所に移動させることができます。壁掛けタイプの場合は、ちょうどよい場所に壁があるとは限らないため、これは大きなメリットだといえるでしょう。

一方で、キャスタータイプはスペースを大きくとってしまいます。狭い部屋の場合は、空間を圧迫することにもなりかねません。また、値段が高いこともデメリットです。したがって、購入前には懐具合と相談し、設置場所についても検討する必要があります。

2-3.シートタイプ

通常のホワイトボードとは異なり、好きな大きさにカットして使えるのがシートタイプです。しかも、裏面が粘着素材になっているため、好きな場所に貼り付けることができます。これなら、キャスタータイプのように場所をとることはありません。また、大きなホワイトボードを壁に掛けられない場合でも、限られたスペースの有効活用が可能です。ただ、粘着力が強いため、壁紙にダメージを与えてしまうおそれがあります。したがって、もしこのタイプを使用するのであれば、壁に直接貼るのではなく、壁に板を掛けてその上から貼るなどの工夫が必要です。

ホワイトボードを勉強に取り入れよう

ホワイトボードをうまく活用すれば、勉強の効率を大幅にアップさせることも夢ではありません。なぜなら、ホワイトボードを用いることによって、他の勉強法では得られないさまざまな学習効果が期待できるからです。また、意外に重要なのが「どのタイプのホワイトボードを購入するか」です。自分にあったホワイトボードを活用することで、勉強の効率を上げることができるため、成績アップを目指して活用してみましょう。

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