勉強がめんどくさいを解消！学習効果を高め習慣化する方法を伝授します

受験などで勉強をしないと思っても、「めんどうになってなかなかやる気が出ない」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。勉強をしようとしてめんどうだと感じてしまう場合は、なにかしら理由があります。そこで、この記事では勉強がめんどうだと感じる主な原因とその対処法、さらに勉強を無理なく続けていくためのポイントについて紹介します。

1.なぜ勉強は必要なの？やったほうが良い理由とは

「勉強はめんどうくさい」「なぜしたほうがいいのかわからない」と感じる人も少なくありません。勉強はなぜ行ったほうが良いのか、具体的な理由について見ていきましょう。

1-1.受験に合格しないと希望の学校に入れない

勉強をしたほうが良い大きな理由は、受験に合格できない可能性があるからです。勉強を怠ると、高校や大学などの受験に合格できない可能性が高まります。受験に合格できなければ、当然自分が希望する学校に入学できなくなるため、将来の進路がより不明瞭になりかねません。もちろん、自分の学力に合う学校を探して入学することもできます。しかし、勉強をしっかりと行い希望の学校を目指すことで、将来的に新しい可能性や選択肢を広げることができるでしょう。

学歴は、人を判断するための判断材料の一つです。レベルの高い学校に入ると、そのぶん「努力をした人」という判断をしてもらいやすくなります。レベルが高くない学校に入った場合、その先の大学進学や就職などの選択肢が狭まる可能性があるのです。未来の自分の可能性を広げる意味でも、勉強は非常に大切という認識を持ちましょう。

1-2.受験競争はやれば勝てる平等な戦い

勉強と切り離せないものが「受験」です。受験戦争において、がんばった分の勉強は「必ず報われる」というメリットがあります。受験では、その人の生まれや身体的特徴などが採用の考慮に入ることがありません。あくまでも、単純な試験の点数で合否が確定する仕組みになっています。そのため、一般的な高校や大学の受験において才能やセンスが求められることはあまりありません。シンプルかつ適切な勉強方法を実践することによって、希望大学を視野に入れられます。

また、勉強を続けることで今までに解けなかった問題も自然にできるようになるでしょう。努力した分点数も上がり、きちんと結果に表れてくることもモチベーションが上がるため、メリットです。勉強は、がんばることで結果につなげることができる、簡単なプロセスといえるでしょう。

2.勉強がめんどくさいと感じる理由と対策

勉強は、なぜ「やりたくない」と感じてしまうのでしょうか。勉強をしたくないと感じる理由と、対処法についてチェックしていきましょう。

2-1.勉強の目的を見いだせていない

勉強の目的を見出せていないことも、モチベーションが下がってしまう原因の一つです。人は、「やりたくない」と感じているとき、やる気が起こらなかったり頭の回転が鈍くなったりするため、勉強をする行為にも消極的になっている可能性があります。自分が本気で「やりたい」と感じているものであれば、人は積極的になるものです。もしも、行動するなかで壁にぶち当たったときにも、それを乗り越える方法について真剣に考えるでしょう。高いモチベーションを維持するためには、勉強そのものに価値をしっかりと見出すことが重要です。

価値が見出せないときは、「自分が勉強する理由」と「しなければならない理由」について振り返ることがポイント。例えば、将来なりたい職業があってそのために大学へ行きたい場合は、勉強をする大きな理由になるでしょう。反対に、将来の目標が定まっておらず大学へ行く理由があいまいな場合は、勉強がめんどうと感じてしまいがちです。自分自身が将来何をしたいのかという気持ちに向き合い、「本気でやるべきなのか」「やらなくても良いのか」の答えを見つけましょう。

2-2.苦手分野の勉強方法がわからない

勉強がめんどうだと感じる人のなかには、「苦手分野の勉強方法がわからない」というケースもあります。きちんとした克服方法もわからないまま、長時間必死に勉強する人も少なくありません。しかし、このような勉強方法を続けていても効果が見込めず、ますます苦手意識が高まってしまうおそれがあります。その結果として、心や身体が疲弊し、勉強そのものがめんどうに感じられてしまうのです。苦手分野だからこそ、きちんと克服方法を知ったうえで、効率的に学習を行う必要があります。

勉強ができる人は、「苦手な科目をどう克服するのか」について具体的な方法を自分で把握している傾向です。そのため、勉強ができる人に質問するなどして、その方法を自分なりにアレンジすることで苦手分野の勉強を行うとよいでしょう。

2-3.勉強を妨げる要因がある

自身の周りに、「勉強を妨げるもの」が隠れていることも、一つの原因として挙げられます。娯楽などの影響で、つい勉強がおろそかになってしまう人も多い傾向です。具体的には、ゲームやマンガ、さらに友人からの誘いや恋愛などが挙げられます。こうした誘惑が身近にあると、ついそちらに意識が向いてしまいがちです。このような場合、最も有効な手段は自分が勉強以外に集中してしまうような誘惑を排除することです。例えば、ゲームやマンガは、目につかない場所に隠したり、友人の誘いに返事をしないよう携帯電話を手の届かない場所に置いたりするなどの対処法があります。

ただ、場合によっては誘惑を排除することができないときもあるでしょう。このようなときは、無理に我慢するのではなく、娯楽の時間と勉強する時間にメリハリをつけて分けることがおすすめです。意識を徹底すると周囲の人たちの理解も得やすくなり、勉強への持続力を高められます。

3.めんどくさい勉強を習慣化する方法

めんどうな勉強も、上手に習慣化するコツがあります。勉強を習慣化する方法について、詳しくチェックしていきましょう。

3-1.やる時間とやらない時間にメリハリをつける

勉強を習慣化させるコツは、やる時間とやらない時間のメリハリをつけることです。勉強をめんどうだと感じる人は、いきなり1時間、2時間などの勉強時間を設けることは避けたほうが無難でしょう。なぜなら、無理に長時間勉強してしまうと、疲れてより一層やる気がそがれてしまう可能性があるからです。勉強を習慣化させるためには、最初は30秒や5分といった、自分が負担を感じにくい勉強時間を設けることがおすすめです。この短い勉強時間を1日に何回も繰り返すようにしましょう。

また、勉強するためには強い意志と集中力が必要になります。やる気と集中力を維持するためには、適度に遊んだり休んだりすることも大切です。勉強をやる時間とやらない時間のオン・オフをきっちり分けて、勉強に集中できる環境を整えましょう。さらに、メリハリをつけて勉強するには「タイマー」を活用することがおすすめです。有名な現象として、「ツァイガルニク効果」と呼ばれるものがあります。

これは、人は達成された課題よりも未達成もしくは中断された課題のほうが、記憶に残りやすいというものです。タイマーなどで決めた時間を過ぎたら、問題の途中でも中断することがポイント。この方法を実践することによって、効率的に勉強できます。

3-2.やるべきこととやらなくていいことを明確にする

勉強は、「科目ごとにすべて行わなければならない」という意識を持ってしまいがちです。しかし、実際には勉強しなくても問題がないものも多くあります。そのため、勉強をする際は「やるべきこと」「やらなくてもいいこと」をしっかりと明確にするのが肝心です。例えば、最初のうちは理解するのに時間がかかるものに取り組み、配点が低い科目や分野などは勉強の範囲から除くこともよいでしょう。さらに、めったに出題されない分野も除外の対象として挙げられます。

人は、「やらないといけない」という思い込みが強いと、予定を必要以上に詰め込みすぎてしまい、かえって効率が悪くなる原因につながるため注意が必要です。しないことをあらかじめ決めておき、本当に必要なことに時間を使えるよう調整するように心がけましょう。

3-3.カンタンなことでもやり遂げた成功体験を作る

勉強の習慣化には、「成功体験を積み上げる」ことも重要です。成功体験といっても、小さなことで問題ありません。勉強しようと意気込み、自分で解くことが難しい問題にいきなり長時間取り組む人もいるでしょう。しかし、このようなことを続けると、かえって勉強嫌いが加速してしまうおそれがあります。そのため、最初は自分よりも低いレベルや学年の勉強を短時間続けることが重要です。地道に勉強する癖をつけてしっかりと理解していく、「成功体験」を積むことで、勉強ができる達成感を得られやすくなるでしょう。達成感が得られるようになれば、勉強への意欲もより一層向上していくことが見込めます。

3-4.最短の学習効果を出すための方法を取り入れる

「勉強がめんどうくさい」という気持ちを取り除くには、「最短で効果を発揮できる学習方法」を知ることも重要です。勉強ができるようになるためには、難しい方法はいりません。効果的な学習方法を実践すれば、簡単かつシンプルに勉強効率を上げられます。勉強の効率化は、テクニックの有無で10倍程度の効率の差が生まれるという見方もあるため、さまざまなテクニックを駆使して勉強することが重要なのです。

具体的には、受験で必要になる「処理能力」と「暗記力」がキーポイントとなります。この2つのスキルを上げられるように徹底しましょう。処理能力を上げるには、「基礎を完璧にマスターする」ことが重要です。基礎ができていないと、さまざまな問題でミスが発生する原因につながるため、基礎をきちんと学び土台を固めましょう。暗記能力は、「書いて覚える」ことが基本です。手を動かして書くとその分記憶に残りやすくなります。

3-5.同じ目標の友人や仲間を見つける

一人で勉強を続けていると、モチベーションの維持は簡単ではありません。勉強へのモチベーションを長く維持させるためには、「同じ目標を持つ友人や仲間を見つける」ことも有効な手段です。同じ目標を持つ友人や仲間がいれば、励まし合いながら勉強を続けられます。一方で、良きライバルとして切磋琢磨しながら勉強できることも魅力の一つです。一人ではない心強さを感じられるため、心理的な負担を減らすこともできるでしょう。

周りに同じ目標を持つ人がいない場合は、インターネットを活用するのも一案です。現代はSNSやチャットアプリが広く普及しているため、離れた場所にいる人とつながりを持ち、勉強用のグループを作成することもできます。

4.最短・最速の学習効果を得るならプロの力を借りる

勉強は、一人でコツコツと続けることも可能です。ただ、最短・最速の学習効果を得ることは難しいでしょう。効率的に勉強するためには、「学習のプロを頼る」ことがおすすめです。苦手分野の勉強を含めて、成績に伸び悩む受験生は数多く存在します。特に、苦手分野は自分で理解するまでに、多大な時間と負担がかかりがちです。このような苦手分野を克服するためには、ポイントを熟知した学習のプロに教わることが効率的といえるでしょう。学習のプロであれば、最短で効率的な学習方法を学べます。また、しっかりと勉強をする環境に身を置くことになるため、怠けてしまう心配がありません。

数ある学習塾のなかでも、「下克上」はしっかりとサポート体制が整っていることが特徴です。マンツーマン指導による、徹底したフォローを受けられるため、興味のある人は、まず「LINE@」に登録してみてはいかがでしょうか。

目的意識を持って成功体験を作ることが継続のカギ

勉強がめんどうくさいと感じる理由はさまざまですが、自分がめんどうだと思う理由を洗い出すことが肝心です。また、勉強を続けて成績を上げるためには、やるべき理由を作ることや、成功のための最短ルートを見つけることが重要になります。苦手分野の克服が難しかったり、だらけてしまったりする場合は、学習塾や予備校などプロの力を借りてみることがおすすめです。学習のプロによるサポートで、学力アップを目指しましょう。