慶應大学の受験科目を学部別に徹底解説!偏差値や対策しやすい学部も紹介
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2020.05.19
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更新日:2020.05.18
大学受験の英語学習において、英単語の習得は必須です。英単語学習のための教材は多岐にわたります。その中でも、大学受験に向けた学習におすすめの1冊が「シス単」です。「シス単」は、駿台文庫の単語帳で、正式名称は「システム英単語」です。数ある単語帳の中で注目の「シス単」にはどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、「シス単」の特徴について、「シス単」を使用して勉強する方法などとあわせて紹介します。
目次
英単語は、たくさん習得できればできるほど、心強いものです。リスニング問題でも、リーディング問題でも知っている単語が多いほど、問題は解きやすくなります。しかし、受験の限りある時間の中で、覚えられる単語数には限りがあります。そのため、最初から同時に複数の単語帳を使うのは非効率です。まずは、1冊に絞って単語帳を完璧に覚えることが効率時な勉強法といえます。ただし、1冊に絞って使用する場合には、試験に出る単語を十分に網羅している単語帳を上手に選ばなければなりません。
シス単には、2000語以上の必出単語と180語の多義語が収録されていて、受験に向けた英語学習に必要とされる単語は一通り掲載されています。そのため、あらゆる単語帳に手を出さなくても、この1冊を完璧にすることで最低限の単語だけではなく、それ以上の単語を習得することも可能です。さらに、中学校や高校の教科書で使用されている単語も掲載されているので、高校入学に合わせて使いはじめれば、学校の勉強と大学受験の両方の対策として、受験直前まで長く使用できます。
また、シス単はただ単語とその意味を羅列しているだけの単語帳ではありません。単語とその意味を暗記しているだけだと応用が効きにくくなりますが、シス単は使用頻度の高い言い回しもあわせて載せているので、どのように使用すればよいかも理解でき、実践的な勉強ができます。加えて、フレーズで複数の単語を一緒に覚えられるため、単語を個別に暗記するより勉強が効率的です。別売りで音声CDもあり、発音のチェックや通学時間を使った暗記に活用することもできます。
受験に必要な重要単語を網羅しているシス単を使えば、英語に欠かせない単語力を身につけられるため、入試に必要な英語の基礎をしっかりと固めることができます。2021年1月からは、センター試験が大学入学共通テストに変わり、英語においては総単語数が約1.3倍に増え、問題の難易度が上がることも想定されています。しかし、シス単の単語を完璧にし、基礎力さえしっかりとつけておけば、大学入学共通テストへの対策は十分に取ることが可能です。難関大学の受験を考えている学生でも、7~8割程度の英語の問題は、シス単の単語でカバーできます。
ただし、難関大学の英語の試験で、9割以上の正解率を出せるような高い結果を求めるなら、「シス単」をマスターした後に、「システム英単語Premium」を使うのも効果的な方法です。「システム英単語Premium」は、同じシリーズの上級者向けとして発行されている単語帳で、英単語の語源を学ぶことにより未知の単語を推測できる力をつけ、語彙力アップを目指せます。
シス単の魅力とは、どのような点にあるのでしょうか。ここでは、シス単ならではの3つの特徴について、詳しく説明します。
シス単では、より実践的で効率的な学習ができるように、単語の意味だけではなく、各単語に関連する「ミニマルフレーズ」もあわせて収録されています。ミニマルフレーズとは、単語を含め2~5語程度を組み合わせて作った短いフレーズです。例えば、「wonder」という単語について見ると、意味のほかに、「wonder where he has gone.(彼はどこに行ったのかと思う)」というミニマルフレーズも掲載されています。単に、「wonder」という単語とその意味の紹介だけではなく、具体的にその単語がどのような形で使われるかまで深く理解しやすい構成となっているのです。
受験では、短期間にたくさんの単語を覚えなければなりません。数多くの単語を暗記していると、単純に暗記したものは印象が薄いため、忘れやすくなります。しかし、ミニマルフレーズで意味やほかの単語などと関連付けた覚え方をすれば、単語を単体で覚えるよりも、印象に残りやすくなるのです。さらに、使い方までしっかりと理解できているので、応用が効きやすくもなります。
ほかの単語帳でも、例文などをあわせて掲載しているものはありますが、例文が長すぎると長文を覚えること自体に負担がかかってしまいかねません。一方、シス単は覚えるのに負担がかかりにくい適度な長さのミニマルフレーズを載せているため、無理なく覚えやすく、実用的です。実用性の高さは、取り上げられているミニマルフレーズの内容にも表れています。ぜなら、掲載しているミニマルフレーズは、試験の頻出度が高いフレーズが多いからです。さらに、ミニマルフレーズで単語の使い方の法則を覚えれば、語法の理解につながり、文法問題を解く力を高めることもできます。
ミニマルフレーズだけではなく、単語自体も出題頻度が高いものが厳選されている点も、シス単の特徴として挙げられます。掲載されている単語は、最新の入試問題をはじめ、学校で使用されている検定教科書や民間試験の過去の問題など、幅広いデータから分析し選び抜かれたものです。試験に出る確率の高い、重要な単語に絞って集中して覚えられるので、効率的な学習ができます。過去に出題された問題の中に、シス単に掲載されている単語やフレーズが、ほとんどそのままの形で出ていることもあるほどの頻出度の高さです。
また、重要度の高いものを厳選しているのは単語だけではありません。単語の意味も必要最低限に絞られています。1つの英単語がまったく異なった複数の意味を持つこともあるため、数多くある受験単語について、すべての意味を覚えようとすることは簡単ではありません。しかし、シス単はすべての意味ではなく、試験問題を解くのに必要とされる意味だけを選び抜いて掲載しているので、試験に不要な意味を無駄に覚えずに済みます。効率的な学習が目指せるように抜粋して単語が掲載されていますが、どれも頻出度の高さを踏まえた厳選であり、リスニングで出題される単語やフレーズもきちんと網羅しているので安心です。
どのような勉強でも、自分のレベルに合っていない学習をすることは非効率です。しかし、シス単であれば、無駄な学習を避け自分の現在のレベルや目指しているレベルに応じた単語学習ができます。なぜなら、単語の掲載が、基礎レベルから順に章立ててわかりやすく掲載されているからです。高校生にとって初歩となるような基礎レベルを収録した第1章からはじまり、中堅国公立レベルなどの章を経て、第4章では難関国公立レベルまで難易度が上がります。
どのレベルだと、どのような単語を覚えるべきかが明確に分類されているため、取り組む単語の優先順位がつけやすいのが魅力です。すでに、覚えている単語であってもすべてに目を通す必要がなく、また目指す以上の難易度の高い単語まで覚えることも不要なので、効率的な学習ができます。使用をはじめる際に、知っている単語のチェックをすれば、現在の自分のレベルがわかり、勉強のモチベーションの維持にもつながるでしょう。
シス単の魅力を知り使用したいと思ったら、最大限の結果が出るように上手に活用するとよいでしょう。ここでは、シス単を使った勉強方法を3つ紹介します。
単語がなかなか覚えられないと時間をかけて暗記しようとする学生もいますが、シス単を使う場合には、短時間で集中的に暗記する方法がおすすめです。暗記の途中で時間を空けたり、だらだらと暗記を続けたりすると集中力が下がりやすくなります。それよりも、まとめて学習したほうが記憶に残りやすいものです。1回の単語学習にかける時間よりも、単語学習をする回数を増やしたほうが効果的でしょう。
ほとんどの場合、新しい記憶は必ずしも1度で定着できるとは限らず、何度も繰り返すことで忘れなくなります。1回で覚えられなくても、そもそも単語学習は繰り返し行うものであると理解し、気にせず次の学習に進みましょう。1回で暗記を完結しようなど、無理な目標は立てず、その代わりにペースを守って必ず定期的に単語学習の時間を確保することが大事です。
単語の意味を覚えていく数は、1日100個以上、可能であれば150個くらいを目安とします。1日100個のペースで学習すれば、3カ月程度でマスターできます。1日150個のペースだと、すべてをマスターできるのは2カ月程度です。当然ながら、単語を頭に入れる際には、目を通すだけではなく、しっかりと記憶に残るように集中して取り組む必要があります。
先述した通り、単語を覚えるには繰り返しの学習が大事です。シス単には、たくさんの単語が掲載されているので、1度で完璧に覚えようなどと思わないほうがよいでしょう。「1度覚えただけでは忘れてしまうもの」と考えて、何度も繰り返し復習を重ねることが記憶を定着させるためのコツです。繰り返し復習する中で、少しずつ意味などの知識を増やしていくようにすることが確実で無理のない学習となります。さらに、一通りすべての暗記が終わっても、時間が経過すると記憶が薄まることもあるので、その後も定期的にシス単の復習をすることが大切です。
また、大学受験に向けた勉強の場合、単語のつづりよりも意味を中心に覚えるようにします。シス単に掲載されている単語について、つづりまで完璧に覚えられれば、それに越したことはありません。しかし、受験勉強の時間は限られています。英作文などの問題では、必ずしもすべての単語のつづりを覚えていなくても対応できるケースは多いものです。基本単語や頻出度の高い単語であれば、特につづりに力を入れて勉強しなくても、何度も繰り返し学習いるうちに自然と覚えることもあります。
入試問題には、発音やアクセントに関する問題やリスニング問題なども出ます。単語の発音問題を解いたり、正しく聞き取ったりできるようにするためには、正しい発音をマスターしておくことが必要です。正しい発音を覚えるためには、実際に発音を聞くことが対策となります。シス単には、別売りでCDもあるため、購入して上手に活用するとよいでしょう。活用方法としては、まず、CDで英単語の正しい発音を聞いたら、続けて実際に自分で声に出し発音してみるのがおすすめです。自分で声に出して音を出すと、発声とあわせて耳から音が入ってくるので記憶に残りやすくなります。
さらに、気軽に聞けるCDなら、スキマ時間を利用して勉強できるのも便利な点です。通学中や就寝前のリラックスタイムなども有効に活用できます。発音も単語を覚えるのと同じく、繰り返し取り組むことが大切です。できるだけ早くから単語の学習をはじめて、意味だけではなく、発音の勉強もしっかりと行っておくようにしましょう。
英語の試験対策として、英単語を効率的に覚えられるシス単は便利な教材です。ただし、名門大学を目指している場合には、より一層レベルの高い内容が求められるので、目指すレベルに合った対策を取る必要があります。例えば、個別指導塾の「下克上」は名門大学への進学に向けた学習指導を行っているのが特徴です。志望校合格に向けて効果的な勉強をしたいなら、まずはLINE@へ登録し説明会に参加してみてはいかがでしょうか。
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