MARCHの理系の難易度は?各大学のレベルや文系との違いを解説!

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受験生の中には、MARCHと呼ばれる大学の理系学部への進学や、難易度を知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか。MARCHは、早稲田、慶應義塾、上智大学に次ぐ関東地方の有名大学であるため、難易度に合わせてしっかりと対策しておくことが必要です。そこで、今回はMARCHの理系学部の難易度や文系学部との違いについて詳しく解説していきます。

1.MARCHとは?

MARCHとは、主に東京都にキャンパスを構える難関私立大学5校の頭文字を以下のようにとったものです。

・M:明治大学
・A:青山学院大学
・R:立教大学
・C:中央大学
・H:法政大学

長い歴史を持つMARCHはブランド力が高く全国的に知名度があるため受験生からも非常に人気です。関東の私立大学の中では早稲田大学、慶應義塾大学、上智大学などに次ぐレベルといわれています。偏差値だけでなくスポーツやミスコンなども有名で、全国から個性豊かな学生が集まるため就職にも強い大学です。また、MARCHの5大学に学習院大学のGを加えてGMARCH、国際基督教大学(ICU)のIと日本大学のNを加えてMARCHINGと呼ばれることもあります。

2.明治大学

MARCHのM、明治大学は高校生からの人気が非常に高く、志望したい関東の大学ランキングでは早稲田大学に次ぐ2位となっています。明治大学というと商学部が有名ですが、実は理系学部は3つありMARCHの中では多いほうです。ここでは、そんな明治大学について理系学部の特徴やレベルを紹介していきます。

2-1.明治大学の理系学部の特徴

MARCHの中で最も学生数が多い巨大総合大学である明治大学には、農学部、理工学部、総合数理学部の3つの理系学部があります。理工学部には、建築学科や応用化学科、機械情報工学科など8学科が、農学部には農学科、生命科学科、農芸化学科、食料環境政策学科の4学科を設置。また、2013年に新設した総合数理学部には、ネットワークデザイン科、現象数理学科、先端メディアサイエンス学科の3学科があり、数理科学や情報技術を学ぶことができます。

総合数理学部は、理系の学部ですが、社会や人文学などさまざまな視点から「文理融合型」の教育、人材育成と目指していることが特徴です。また、明治大学はMARCHの中でも就職に強いといわれており、理系学部の卒業生は大手の電機メーカーや製薬メーカー、食品メーカーなど有名企業に就職する学生も多くいます。全部で4つのキャンパスがある明治大学ですが、農学部と理工学部は神奈川県川崎市にある生田キャンパス、総合数理学部は東京都中野区にある中野キャンパスに設置されています。法学部や商学部など、最も多くの学部を持つ本部の駿河台キャンパスではないので注意しましょう。

2-2.明治大学の理系学部のレベル

河合塾の偏差値ランキングによると、明治大学の偏差値は総合数理学部が55~60、理工学部が57.5~60、農学部が57.5~65です。センター利用の場合は78~86%の得点率がボーダーラインとなっています。学科によって差があるため一概にはいえませんが、MARCHの理系学部の中では比較的高いレベルです。明治の理系学部を目指すのであれば、模試などで安定して偏差値60程度を取れるレベルが望ましいでしょう。

3.青山学院大学

ミスコンや箱根駅伝が有名なのが青山学院大学です。通称青学は、メインキャンパスの青山キャンパスが渋谷駅から徒歩約10分の立地にあります。そのため、おしゃれなイメージが強く、人気アナウンサーの出身校としても有名です。では、そんな青山学院大学にはどんな理系学部がありレベルはどれくらいなのでしょうか。

3-1.青山学院大学の理系学部の特徴

青山学院大学にある理系学部は理工学部のみで、経営システム工学科や情報テクノロジー学科、化学・生命科学科など6つの学科があります。理工学部では、国内トップレベルの研究施設があり、幅広く社会に貢献することを目指した多彩な学問や技術を学ぶことが可能です。また、一般的な理系学部に比べて卒業に必要な単位数が多いため、入学後もしっかりと勉強を続ける意思が必要になります。都会的なイメージが大きい青山学院大学ですが、理工学部はメインキャンパスである青山キャンパスではなく、社会情報学部などと同じく神奈川県の相模原キャンパスにあるので注意しましょう。

3-2.青山学院大学の理系学部のレベル

河合塾の偏差値ランキングによると、青山学院大学の理工学部の偏差値は55~60です。全体的には50台後半が多いですが、学科により少し差があり情報テクノロジー学科は60~62.5と最も高くなっています。センター利用の場合は80%前後の得点率がボーダーラインとなっていますが、その中でも化学・生命科学科と情報テクノロジー学科は87%と高い水準です。偏差値のわりにセンター利用のボーダーラインが高いので、青山学院大学の理工学部を目指すならば個別試験に注力するという選択肢も良いでしょう。

4.立教大学

もともと聖書や英学を学ぶための立教学校であった立教大学は、キャンパスが洗練されたイメージでおしゃれな学生が多い傾向です。「青学と雰囲気が似ている」といわれることもあります。ここでは、そんな立教大学の理系学部の特徴やレベルについて紹介していきます。

4-1.立教大学の理系学部の特徴

立教大学にある理系学部は理学部のみで、数学科、物理学科、化学科、生命理学科の4学科が設置されています。他のMARCHには「理工学部」がありますが、「理学部」があるのは立教大学だけです。立教大学は、社会学部や法学部など文系のイメージが強いですが、理学部では少人数教育により深く学問を学ぶことができ、「入学してからが大変」「留年率が高い」といわれているため、勉学意欲の高い人にはとても良い環境といえるでしょう。立教大学には、池袋と新座に2つのキャンパスがありますが、理学部はメインの池袋キャンパスに設置されています。

4-2.立教大学の理系学部のレベル

河合塾の偏差値ランキングによると、立教大学の理学部の偏差値は52.5~62.5です。全体的には60前後を維持していますが、学科や試験方式により少し差があり4学科の中でも化学科と数学科は少し高めになっています。センター利用の場合は、80%前後の得点率がボーダーラインとなっており、MARCHの中では平均的な難易度といえるでしょう。

5.中央大学

MARCHのC、中央大学は、法学部が有名な大学で司法試験の合格率はMARCHの中でもトップを誇ります。では、そんな中央大学にはどんな理系学部がありレベルはどのくらいなのでしょうか。

5-1.中央大学の理系学部の特徴

中央大学にある理系学部は理工学部のみで、応用化学科や経営システム工学科、物理学科など10学科があります。法学部が有名な中央大学ですが、実は理工学部の評判も高く研究活動に注力できる環境が整っている大学です。また、理工学部は特に女子学生へのサポートが充実しており、独自の女性研究者育成プログラムやキャリアアップセミナーなどに積極的に取り組んでいます。後楽園と多摩の2つのキャンパスがありますが、理工学部は文京区の後楽園キャンパスに設置されています。

5-2.中央大学の理系学部のレベル

河合塾の偏差値ランキングによると、理工学部の偏差値は55~57.5です。学科による差はありますが、全体的に60を下回る水準で他のMARCH理系学部に比べると入りやすいといえるでしょう。センター利用の場合は、80%前後の得点率がボーダーラインとなっているため、立教大学と同等レベルです。

6.法政大学

MARCHのH、法政大学は「スーパーグローバル大学」に選ばれており、海外大学との交流や留学が盛んな大学です。学部数はMARCH最大の15学部、キャンパス数も3つと規模が大きいため、個性豊かなOB、OGが世界で活躍しています。ここでは、そんな法政大学の理系学部の特徴やレベルについて紹介していきます。

6-1.法政大学の理系学部の特徴

学部の豊富さが特徴の法政大学は、理系学部の数もMARCHの中で最多です。理工学部、デザイン工学部、生命科学部、情報科学部の4つの学部があります。そして、理工学部には5つの学科、デザイン工学部には3つの学科、生命科学部には3つの学科、情報科学部には2つの学科をそれぞれに設置。法政大学の理系学部は、理系でありながらも社会や金融などさまざまな視点を取り入れた授業が行われる点が特徴です。法政大学には、3つのキャンパスがありますが、デザイン工学部は市ケ谷キャンパス、他3つの理系学部は小金井キャンパスに設置されています。

6-2.法政大学の理系学部のレベル

河合塾の偏差値ランキングによると、理系学部の偏差値はデザイン工学部で57.5~60、理工学部で55~57.5、生命科学部で55~60、情報科学部で55~57.5です。いずれも偏差値は60を下回っており50台前半の学科もあるため、選択肢に入りやすいといえるでしょう。センター利用では、デザイン工学部が80%前後、理工学部が70~80%、生命科学部と情報科学部が70%後半の得点率がボーダーラインです。MARCHの中では、比較的低いため穴場ともいえるでしょう。

7.MARCHの理系と文系の違い

MARCHにおいては、文系の偏差値が60~65程度、理系の偏差値は55~60程度といわれています。平均的に文系のほうが偏差値は高いため、理系は穴場であるとも評されることもあります。しかし、それだけで単純に理系が狙い目と思ってしまうのは見当違いかもしれません。大学進学率が50%を超えている現代では、例えば「数学が苦手だから文系に進む」という人も珍しくないのです。それを踏まえると、理系のほうが平均的に基礎学力は高くなるといえるのではないでしょうか。理系と文系で単純に同じ偏差値だったとしても、実際の難易度は同じとは限りません。そのため、単純に偏差値を比較して理系のほうが入りやすいと判断するのは危険です。

「どうにかしてMARCHに合格したい」と思って入りやすそうな学部を探す受験生も少なくありません。しかし、本来大学は学びたい分野や将来就きたい職業などを目指して選択するものです。そのため、偏差値だけでなく自分の適性や入学後の学校生活、その後の就職についてもよく考えて選ぶ必要があるでしょう。

高いレベルの理系学部を目指すなら早めに対策を!

MARCHは、基本的に文系より理系の偏差値が低めになっているため、学びたい学問のある人はMARCHの理系学部を選択肢に入れることをおすすめします。MARCHより上のレベルを目指すのであれば、早稲田大学や慶應義塾大学などの理系学部が視野に入ってくるでしょう。レベルの高い理系学部を目指す人には、個別指導塾の「下克上」がおすすめです。興味のある人は下克上の公式LINE@に登録して受験に役立つ情報をチェックしましょう。

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