英語嫌いの受験生必見!「嫌い」を克服したい人のための勉強法5つ

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英語に苦手意識はあるけれど、英語嫌いを克服したいと思ったことはありませんか。今回は、なぜ英語を嫌いになってしまうのか、英語が嫌いならまずすべきことは何か、また英語嫌いを克服したい人のための勉強法について紹介していきます。この記事を読めば、英語嫌いの原因と克服法について理解することができ、楽しみながら英語の勉強ができるようになるでしょう。

1.英語が嫌いになる理由

そもそも、どのような理由で英語が嫌いになってしまうのでしょうか。英語が嫌いになる理由について紹介します。

1-1.今までの勉強がつまらなかったから

日本では、学校の授業など勉強以外で英語に触れる機会があまりありません。学校の授業や受験勉強で苦しんだイメージや、テストで点数が低かったという思い出がそのまま英語のイメージにつながってしまいがちです。

また、学校での英語教育は文法的に正しいかどうかや会話・表現として合っているかに重きをおいているため、楽しんで学ぶというイメージを持っている人は少ないのではないでしょうか。間違えたら厳しく注意されてしまうので、英語の勉強といえば教科書の丸暗記ばかりして、自分の言いたいことが言えるレベルに到達することは難しいかもしれません。

このように、授業や勉強へのネガティブなイメージから英語が嫌いになってしまう場合が多々あります。勉強には成績がつくので、テストの出来が悪いと英語のできない人というレッテルを貼られてしまうのも問題です。

1-2.基礎ができていないから

英語は私たち日本人にとっては外国語なので、1から知識の積み重ねが必要な教科です。段階を踏んで学習していかないと、いつまでたってもマスターするのが難しく伸び悩んでしまいます。今、英語に苦手意識があるのは、中学英語などの基礎ができていないからかもしれません。そのままの状態では授業を受けて勉強しても理解できず、英語が嫌いになってしまう場合があります。教科書が難しいと感じたら、中学英語などで習った項目を復習することから始めると苦手意識がなくなるかもしれません。

また、英語の授業は回を追うごとにステップアップしていくので、わからない部分をそのままにしておくと、その先もわからなくなるループに陥ってしまう可能性があります。疑問点は放っておかず、先生や参考書、友達の力を借りてその都度解決するように心がけましょう。土台がしっかりしていないと家が不安定になるように、英語力も基礎力を固めて応用を繰り返していくことが非常に重要です。

1-3.そもそも外国語学習は難しいから

そもそも外国語を勉強することは、誰にとっても容易なことではありません。アルファベットから単語、発音、文法まで日本語とは全く違う言語を勉強していることに、むしろ誇りを持って学習しましょう。アルファベットは街中や製品名に使われているため生活の中で触れることはあっても、文法や発音はゼロからの習得になります。

また、英語の学習は単語や文法、リスニング、作文など多岐に渡り学習量が非常に多くなります。このような不慣れな言語の学習の中で、挫折したり投げ出したくなってしまうタイミングはいくらでもあり得るでしょう。

2.英語嫌いの人がまずすべきこと

それでは、英語嫌いの人が苦手意識を克服するためにすべきことは何でしょうか。英語嫌いを克服するために取り組むべきことを紹介します

2-1.興味を持てるきっかけを探す

英語が嫌いだと勉強も苦痛に感じてモチベーションは保つことができません。逆に、自分の好きなことには指示されなくても没頭できるのが人間です。この発想で、英語嫌いを好きに転換するきっかけ探しとして、興味を持てるポイントがないか探してみるとよいでしょう。

音楽や海外ドラマ、映画、スポーツ、ファッション、アートなど英語とつながりを持つものはたくさんあります。思い浮かばない場合は、既に自分が趣味としているものの中から英語への興味のきっかけとなるようなものがないか考えてみましょう。日本の野球が好きであれば、メジャーリーグにも興味がわくかもしれません。ピアノを習っていれば、海外の作曲家や歴史、演奏家などに目を向けてみる、などいくらでも興味の幅は広がります。

2-2.大学合格後の姿をイメージする

多くの大学入試で英語は必須科目となっているため、英語嫌いという人でも受験で英語が必要になってしまう場合がほとんどです。受験は競争試験で学校の授業でも常に成績がつきまとうため、英語が苦手な場合はなかなか好きになれないかもしれません。

そのような場合は、大学合格後の姿をイメージしてみると高校までとは違った楽しい学生生活が待っており、モチベーションがあがります。今は学校の授業や受験準備が大変でも、大学に合格したら挑戦したり取り組みたいことを想像してみましょう。今勉強している英語が糧となって留学を実現して好きなことを思い切り学んでいるかもしれません。クラブや部活で気の合う仲間とスポーツに打ち込んでいる人もいるでしょう。英語が1つのツールとなって、華やかな大学生活へと導いてくれます。

想像だけでうまく自分を動機付けできない場合は、可能な限り大学を訪問してみるとよいでしょう。学園祭や学校説明会などの情報にはアンテナを張って、実際に参加してみると、モチベーションもあがるはずです。

2-3.「嫌い」という気持ちと「勉強する」行動を切り離す

「嫌い」という気持ちを一旦おいて、深く考えずにとにかく勉強を始めてみるのも1つの手です。好きなことが見つからなくても、あれこれと考えて止まってしまうよりは行動を起こしたほうが心理的負担が少なくて済みます。無理に動機付けしようとせずに、淡々と目の前にある授業の予習・復習、そして受験勉強などに向き合ってみるとよいでしょう。

行動するときには、感情に左右されない方が得策です。アクションを起こすこと自体が大切であり、起こすことができたら自分を褒めつつ、習慣化させましょう。一度習慣になってしまうと、以降はストレスを感じることなく行動を起こせるようになります。

勉強の場合、習慣化すると少しずつでも確実に学力は上がってきます。嫌いだった英語が、いつのまにか得意になる可能性も十分あるでしょう。

3.英語嫌いな人のための勉強法5つ

英語嫌いな人でも取り組める、効果的な勉強法を5つ紹介します。

3-1.まず単語の勉強からはじめる

英語にはさまざまな分野があり、どこから手を付けてよいのかわからない場合が多いでしょう。英語が嫌いな人は、まず単語から勉強し語彙を増やしていくことから始めるのがおすすめです。単語がわからないと、英語の教科書も試験問題も理解することができません。そのため、単語がわかっていないといつまでたっても英語ができるようにはならず、苦手意識から抜け出すことが難しくなります。

単語を覚えるのは苦手という人も多くいますが、ここは頑張りどころと思って少しずつ暗記してみましょう。英単語はレベルや目的別に単語帳が出版されています。どれか一冊を選んで集中的に覚えてみると、英語が少しずつ理解できるようになってきます。始めは収録されている語数が少なくてもよいので、一冊を通して完全に覚えるという作業をしてみるとよいでしょう。こうすることで勉強した自信もつき、自分でも上達を実感できるはずです。

3-2.起床後・就寝前に反復学習を行う

英語嫌いの人が単語学習を継続するのはなかなか難しいかもしれません。しかし、暗記に適した時間帯を英語のために有効活用すれば効果も実感しやすいので、おすすめです。具体的には、起床後と就寝前の時間に単語学習をすると記憶に定着しやすくなります。順番としては、寝る前に単語を覚えて、起床後に昨夜覚えた単語を忘れていないか確認・反復学習します。起きた後は頭がスッキリとしていて、さらに覚えやすくなります。

英語が嫌いな場合、勉強したのになかなか成果が感じられないとさらに英語が嫌いになってしまう危険があります。このため、覚えやすい時間を狙って学習していくとよいでしょう。反復学習することで勉強の習慣化にもなります。疲れている時も、覚える時間を5分確保するだけで複数の単語を覚えることができるでしょう。無理のない範囲で継続していくことが大切です。

3-3.動画や音声教材を活用する

英語嫌いで参考書や問題集と向き合っても飽きてしまうような場合は、動画や音声教材も活用して視覚や聴覚を使って学習する方法があります。英単語は丸暗記するより、音を聞いて何度も発音しながら意味を覚えることで記憶に残りやすくなります。また、発音を正確に覚えておくとリスニングにも応用でき、全体的な英語力の強化につながるのが嬉しい点です。

人によって、視覚的な勉強法が向いている人、聴覚的な勉強法が合う人など特徴があるので、勉強方法のバリエーションを広げ自分に合う方法を取るのがよいでしょう。

3-4.英文法の勉強をしなおす

単語に続いて退屈なイメージのある英文法ですが、英語嫌いな人ほどもう一度丁寧に勉強しなおすことがおすすめです。特に英語は暗記するものだとやみくもに詰め込み学習をしてきた人は発想を転換し、文法の復習をするとよいでしょう。英文法は日本語の文法と全く異なります。文法の基礎が部分的に抜けているせいで英語を理解できていないということがよくあります。少し易しめの参考書などで復習すると、英語が理解できる感覚がつかめ英語嫌いを克服するチャンスになります。

3-5.好きな人と一緒に勉強する

勉強に大切なのは、実は勉強する内容だけではなく、勉強を「誰と」するかということです。嫌いな先生から学ぶよりも、好きな先生から学んだほうがモチベーションが上がったという経験はありませんか。やる気が高まると、勉強の成果が出やすくなります。したがって、嫌いな英語も、好きな先生や友達と勉強するとそれなりに楽しく思えてくることがあります。1人でもくもくと机に向かうだけが勉強ではありません。自分から好きな友達に一緒に勉強することを提案してみるとよいでしょう。人と一緒に勉強をして楽しいと感じることができれば、ゆくゆくは1人でも英語の勉強が楽しいと感じられる可能性もあります。また、好きな先生が英語を教えている場合は、積極的に質問してみましょう。

英語嫌いを克服!勉強を楽しもう

英語は受験には欠かせない科目です。今は英語が嫌いという人も、早めに苦手意識や嫌悪感を克服して前向きに受験勉強に取り組む必要があるでしょう。今回紹介した事項を参考に、楽しく勉強できるよう挑戦してみてください。また、大学受験個別指導塾「下克上」では徹底したマンツーマン指導と正しい勉強法の指導を行っており、勉強嫌いでも伸びるメソッドがあります。気になる人は、ぜひLINE@へ登録し、受講を検討してみましょう。

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