勉強に最適な椅子の選び方!高校生にオススメの学習チェア5選

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「長時間座っていると疲労がたまる」「勉強に集中できない」などと悩みを持っている人はいませんか。椅子は、勉強の効率と深く関係していることがわかっています。慶応義塾高等学校をはじめとして、正しい姿勢を保てる椅子を導入する学校も増えてきました。この記事では、勉強するのに適した椅子の特徴や正しい座り方、高校生におすすめの学習チェアを紹介します。椅子に関する基本を知って勉強の効率アップに役立てましょう。

1.勉強に合った椅子の条件とは

机以上に椅子は、集中力に大きく影響する傾向です。ここでは、勉強に合う椅子を選ぶポイントを紹介します。

1-1.疲れにくい・痛くならない

1時間ほど座っていると「背中やお尻などが痛くなる」という人は、ダメな椅子に座っている可能性があります。このような椅子は、体重を分散できないため、体の一部に負担がかかっている傾向です。すぐに疲れてしまうため、集中力も続かないでしょう。逆に、優れた椅子は体重(体圧)を広い面積で受け止め、体圧を分散してくれるのが特徴です。このような椅子を選ぶポイントは、まず座面の適度な硬さ。例えば、メッシュ素材なら適度な反発力があるもの、ウレタン素材なら厚みがあるものを選びましょう。

また、お尻や背中の形にフィットして広い面積で接触し、体圧を逃がしてくれるかどうかもチェックします。人間工学に基づいた設計の椅子を選ぶとより一層効果が期待できるでしょう。背もたれは、立っているときと同じく背骨がS字になるものを選びます。ただし、これは高さ調整や座る姿勢によっても変わるので、できれば実際に座ってみて誰かに横から姿勢をみてもらうのがおすすめです。

椅子のなかには、「ランバーサポート」など理想の位置で腰をサポートする機能が付いているものもあります。背もたれの高さも重要です。パソコンを使うなどして、後傾姿勢が多い場合やリラックスした姿勢を取りたいなら、背もたれが首または頭まであるタイプが向いています。

1-2.集中しやすい正しい姿勢で座れる

どんなによい椅子に座っても、正しい姿勢で座っていなければ意味がありません。正しい姿勢で座ることは、疲れにくく体が痛くならないために大切です。正しい姿勢に座るためには、座面の高さを調整して、ひざと足首の角度が90度になるようにすると、座面の縁とひざ裏の間が6~8cm程度になるでしょう。ひざと足首を90度にすると足が地面につかない場合は、脚の裏に敷物などを挟んで足を安定させます。ただし、足がつかない場合、座面や背もたれなどもサイズが大きく体に合っていない可能性があるため、できればもう少し小さなサイズの椅子を選ぶことも検討しましょう。

2.椅子を選ぶときのポイント

ここでは、勉強をする際にぴったりな椅子の選び方について解説します。

2-1.高さ調節ができる

高さ調整機能をチェックするときには、ひざと足首の角度を90度にできることがポイントです。何段階かの高さ調整しかできない椅子は、自分の体にジャストフィットしない可能性があります。高校生なら身長が伸びていく人もいるため、今ぴったり調整できても将来的に合わなくなることも考えておきましょう。椅子の調整を手軽に行うためには、ネジ止めではなくガス圧の無段階方式で簡単に調整できるレバーが付いたものがおすすめです。

特に、学習椅子を家族でシェアしている場合には必須の機能といえます。座面の奥行を調整できる機能が付いてあるかもチェックしましょう。理想的な座り方は、ひざ裏と座面の縁を6~8cm空け、なおかつ背もたれに腰や背中がサポートされている姿勢です。座面の奥行調整機能があれば、このような姿勢になるように合わせやすくなります。

2-2.ロッキング機能がある

ロッキングとは、背もたれを後ろに倒せる機能のことで、座る姿勢や学習シーンに合わせられるのが特徴です。例えば、英語のリスニングを行っていたりパソコンを使って映像学習をしていたりするときには、背もたれを倒して楽な姿勢をキープできます。逆に、ノートに書き込みをしたり参考書を読んだりする場合は背もたれを立てた状態にできることが特徴です。背もたれの角度を調整すれば、座り心地のよい姿勢になり、長時間集中して勉強することが期待できるでしょう。

ロッキングの機能は、大きく分けると背もたれのみが動くものと、座面と連動して動くものの2種類があります。このうち、座面が連動するシンクロロッキングタイプはどの姿勢でも腰まわりにすき間ができにくく疲れにくいのが特徴です。

2-3.ひじ掛けがある・付け外しができる

長時間勉強することの多い高校生におすすめなのは、ひじ掛け付きの椅子です。ひじ掛けは、腕の重さを支えるため、体圧を分散できます。また、体が安定し正しい姿勢を取りやすいことから疲労防止の効果も期待できるでしょう。特に、集中して勉強する合間で小休止する際にひじ掛けがあれば、リラックスするのに効果的です。「長時間勉強したい」「一度机を離れると勉強に戻りにくい」という人は、ひじ掛け付きの学習椅子を選んではいかがでしょうか。

3.勉強にオススメの椅子5選

ここでは、勉強する際におすすめの集中しやすい椅子を5つ紹介します。

3-1.タンスのゲン G-AIR ハイバック オフィスチェア

「タンスのゲン G-AIR ハイバック オフィスチェア」は、大手ネットショッピングサイトにおいて5000円程度で購入できるリーズナブルな学習椅子です。この椅子の特徴は、なんといっても座り心地のよさでしょう。座面と背もたれには、競技用に使われるメッシュを使用して優れた通気性を実現しました。例えば、暑い季節で背中に熱がこもって集中できないと感じている人に向いています。表面の通気性は、確保しつつ座面がたっぷりしたボリュームのウレタンで作られているのもおすすめのポイントです。厚みが約9cmもあるので、長時間座っていても腰が痛くなりにくく、腰にぴったりとフィットしやすいのが特徴です。

3-2.Ticova オフィスチェア パソコンチェア

「Ticova オフィスチェア」は、実勢価格約16,780円とやや高めですが、そのぶん調整機能が充実しているのが特徴です。首と頭は、ヘッドレストの上下と角度調整が可能で、背もたれは腰まわりのサポート専用のランバーサポートを前後・上下に動かせます。また、ひじ掛けの高さと座奥も調整可能です。自分の体に合わせて細かく調整することで、オーダーメイドの椅子のようにぴったりとフィットさせられます。また、人間工学に基づいているため脊椎が完全にフィットするのも特徴です。疲れにくく長時間勉強するのに適した椅子を探しているなら、Ticova オフィスチェアを選んではいかがでしょうか。

3-3.サンワダイレクト メッシュチェア

「サンワダイレクト メッシュチェア」の実勢価格は1万円ほどです。座り心地のよいヘッドレスト付きでありながら、スタイリッシュで部屋を狭く感じさせないスリムなデザインとなっています。背もたれ部分は、メッシュ素材が採用されているため、通気性がよくオールシーズン快適に過ごせるでしょう。また、耐久性も抜群です。日本のJIS基準よりも厳しいアメリカの国際基準であるBIFMAの耐久テストに合格しているので、長く使い続けたい人に向いています。

3-4.Hbada ハイバック オフィスチェア

「Hbada ハイバック オフィスチェア」の実勢価格は2万円ほどで、やや高い椅子といえます。この椅子の特徴は、リラックスした姿勢が取りやすいことです。オフィスチェアのジャンルではめずらしいオットマン付きで、「背もたれ」「ひじ掛け」「ヘッドレスト」など調整機能も充実しています。全面メッシュ素材により、通気性もよいため長時間快適に過ごせるでしょう。また、背もたれや腰まわりのパーツは人間工学に基づいて設計されているためフィットしやすく疲れにくいのが特徴です。

座面は、3D局面でお尻にフィットします。映像学習などくつろいだ姿勢で机に向かうことが多い場合は、「Hbada ハイバック オフィスチェア」を検討してみましょう。

3-5.GTXMAN オフィスチェア

「GTXMAN オフィスチェア」の実勢価格は、約9000円です。この椅子のメリットはコスパの高さといえるでしょう。低価格帯でありながらS字カーブを保てる背もたれを備えており、ロッキング機能も付いています。また、座面下のレバーで簡単に高さ調節ができ、ひじ掛けは必要ない場合に持ち上げることが可能です。1年保証も付いており、安くて機能が充実している椅子を購入したい人に向いています。

4.集中力が増す椅子の正しい座り方

「もっと集中して勉強したい」と悩んでいる人は、座り方を見直してみてはいかがでしょうか。ここでは、集中力が増す正しい座り方のポイントを紹介します。

4-1.骨盤を立てて背筋を伸ばす

悪い姿勢の代表は、いわゆる猫背です。両肩が落ちて前かがみの姿勢になると、肺が広がらないため呼吸が浅くなります。そのため、脳への酸素供給量が減って頭がぼんやりしやすく、勉強に集中できません。また、前かがみになると体重の1割の重さもある頭を上半身だけの筋肉だけで支えるため、肩こりや腰痛を起こす可能性が高まります。すでに、自覚症状があれば、猫背になっていないか普段の姿勢をチェックしてみましょう。

前かがみの姿勢を直すには、骨盤を立てることが重要です。背筋を伸ばすことの重要性は、よく言われますが、実は骨盤が立てば自然に背筋も伸びます。骨盤を立てる方法は、座るときに前かがみになってお尻を一番後ろに付けるように座ることです。この状態から背もたれにもたれると骨盤が立ち、背筋が伸びていることを実感できるでしょう。座るときは、お尻を一番後ろに付けることを心がけるのがおすすめです。

4-2.膝・腰の角度は90度

床や低い位置から立ち上がる場合は、体重の10倍もの力が股関節にかかります。まっすぐ座っていない場合も、椅子から立ち上がるときは体重の6~7倍の負荷がかかるのです。正しくない姿勢をすると「いかに人体の構造上無理がかかるか」が理解できるのではないでしょうか。もちろん、座っている間は骨盤周りなどに負担がかかっています。体に余計な負担をかけず、集中しやすい姿勢を保つには「ひざの角度を90度」「お尻と腰の角度も90度」というポイントを守ることが重要です。

お腹に線が入らないようにまっすぐの姿勢を意識し、頭は前に出しすぎずあごを引いて首の上にしっかりとのるようにします。ただ、ずっと意識し続けるのは難しいので、先述したように深く座り骨盤を立てて背筋を伸ばすことも大切です。また、机と椅子の間を開けすぎないことを意識するだけでも、ひざと腰の角度が90度になって背筋が伸びます。

4-3.かかとは床につけて座る

足を組んだりキャスターの上に足をのっけたりすると正しい姿勢は保てません。かかとは、床に付けて座りましょう。もし、今まで述べた座り方をしたのにかかとが床に付かないなら、おそらく椅子が自分の体に合っていない可能性があります。その場合は、紹介した内容を参考に自分の体に合った椅子の購入を検討しましょう。かかとが床に付かない椅子で勉強していると、足のもも裏が圧迫されて血行不良や痛み、だるさの原因となりかねません。最悪しびれや血行障害を引き起こしてしまうので、かかとを床にしっかりと付けて座るように心がけましょう。

自分に合った最適な椅子で勉強効率を上げよう

自分の体に合った椅子に座り、正しい座り方をするだけで、勉強の集中力を高められたり、長時間座っていても疲れにくくなったりすることが期待できます。一方、自分に合わない椅子を使い続けると、逆の結果を引き起こしかねません。正しい姿勢で勉強するには、普段から座り方を意識して習慣にすることが大切です。自分に合った椅子を選んで勉強に集中できるようにしましょう。

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