慶應大学の受験科目を学部別に徹底解説!偏差値や対策しやすい学部も紹介
大学受験では、試験科目や配点が学部によって異なるケースは少なくありません。慶応大学でも、学部によって...
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2020.05.19
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更新日:2020.05.19
熱を入れて受験勉強しているのに、突然の眠気に襲われてしまい、勉強がはかどらなくなった経験のある高校生や受験生の皆さんは多いのではないでしょうか。勉強しているといつも眠くなってしまう、どうしても眠気が抑えられない、と悩んでいる人は、眠気に対して策を講じる必要があるかもしれません。この記事では、勉強中にも使える眠気を覚ますためのおすすめの方法について紹介します。
目次
そもそも、授業中だったり、一生懸命に受験勉強していたりするはずなのに、眠くなってきてしまうのでしょうか。眠気を覚ますためのさまざまな対策方法を紹介する前に、まずは眠くなってしまう理由について解説します。
食事や睡眠も忘れるくらい何かに熱中してしまった経験がある人もいるかもしれません。そのようなときは、自分の好きなことや興味のあることを見たりやったりしていたのではないでしょうか。人間の脳にはある特徴があります。それは、興味を持てないことや、よくわからないことについては、集中するのが難しいということです。これは受験勉強にも言えることで、苦手だったり嫌いだったりする科目を勉強しているときや、問題が難しくてわからないときには、なかなか集中できないことが多くなり、眠くなってきてしまう可能性があるのです。
昼ご飯を食べたあとの午後の授業に眠くなってしまったことがある人も多いのではないでしょうか。食事をしたあとには眠くなりやすいのです。食べたものを消化する器官のひとつが胃です。眠気が強くなりやすいのは、消化において胃に大きな負担をかけてしまった場合です。消化するのに時間がかかってしまう食べ物は胃に負担をかけ、必然的に体にも影響を及ぼすことになります。受験勉強のためにエネルギーを取り入れようと、つい脂っこいものや揚げ物などのメニューばかり選んで食べてしまいがちかもしれません。しかし、このような消化に時間がかかる食事は、胃にかかる負担も大きくなってしまうため、注意が必要なのです。
睡眠時間がそもそも足りていないのも、勉強中に眠気に襲われてしまう原因のひとつです。脳は、睡眠が足りていない状態だと集中力が下がってしまいます。受験勉強以外にも部活などで忙しく、常に睡眠不足気味だという受験生も多いかもしれません。しかし、睡眠時間が短いと、集中力が足りず、勉強中に眠くなってしまう頻度も上がってしまいがちなのです。なかでも注意が必要なのが、夜間に長く時間をとって勉強している人です。夜に寝る時間が少ないまま学校や塾へ行ったり、日中に勉強しようとしたりしても、睡眠が足りていないので眠くなってくる可能性が高くなってしまうのです。
眠くなってしまったときに、眠気を覚ますために試せる方法はいくつもありますが、学校や塾などでは手のかかる手段は使いにくいものです。そこで、まずは比較的簡単に実行できる方法について解説します。すぐにできる方法ばかりですので、眠気を覚ましたいときには参考にしてみてください。
ひとつめは、自分が着ているものを工夫する方法です。人間が眠気を感じやすくなる理由のひとつに、体温が上がっている状態であることが挙げられます。体温を下げるには、部屋の温度を下げ、適温に調節することがまず考えられる方法です。しかし、自分の家など、自分で室温をコントロールできる状態であればそれも可能ですが、学校や塾などでは自分ひとりのために室温を下げることは難しいものです。そこで、自分の着ている衣服で調整しましょう。学校や塾の授業を受ける際には、着脱の簡単な服をあらかじめ用意しておきます。眠くなったら部屋の温度や着ているものが暖かすぎるかもしれないので、上着を脱ぐなどして調節をしてみましょう。もしも寒いと感じ始めたら再び羽織ることもできますし、自分でコントロールのできる簡単な方法です。
普段は何気なく行っている呼吸を使って眠気を覚ましてみましょう。眠くなってきたら、少しだけ息を止めてみるのです。息を止めてしまうと、酸素が脳に流れなくなってしまいます。眠気を覚ましたいときは、まず息を少し苦しいと感じるくらいまで止めてから、再び大きく息を吸います。こうすることで、送られなくなっていた酸素が脳に行き渡るようになるので、目が覚めるというしくみです。息を止めるのは苦しいので難しい、という人もいるかもしれません。そのような場合には、大きく深呼吸してみるだけでもおすすめです。
自分の体にあるもので眠気を覚ます方法もあります。それはツボです。人体には、眠気を抑えてくれるといわれているツボも存在しているのです。眠気を解消するツボにはいくつかの種類がありますが、ここでは合谷というツボを紹介します。合谷は、親指と人差し指の間にあるツボです。2本の指の付け根のあたりで骨が交差している部分の、人差し指に近いほうにあるくぼみを押してみましょう。実際に押してみて、痛さと気持ちよさが同程度に感じられる力の入れ方を探すのがおすすめです。
ガムやタブレットなど、簡単に口に入れられるもので眠気を覚ますのもおすすめです。眠気の解消につながるといわれているものに、カフェインやミントがあります。これらが含まれているガムやタブレットも売られています。手軽に購入できて持ち歩けるものなので、眠くなったらガムを噛んでみるのもいい方法です。ただし、ガムは一度噛み始めるとある程度の時間噛んでいることになります。そのまま授業時間に入ってしまい、授業中にも噛み続けるのは避けたいものです。その場合は、ガムの代わりにミントのタブレットを食べてみましょう。ガムよりも短時間で食べられるので、いざというときのために用意しておくのもひとつの方法です。
眠気を覚ます方法として、軽い刺激を与えてみるという手段も使われています。メントールの配合されたリップクリームなどを塗ってみるのがそのうちのひとつです。メントールは清涼感を感じられる成分です。首のまわりなどに塗ってみると、スッとした香りと軽い刺激を感じ、それが眠気を覚まします。ただし、塗り過ぎや塗る場所にはよく気を付ける必要があります。今度は刺激が強くなり過ぎてしまうからです。特に、塗る場所には十分に注意してください。目の下などには刺激が強すぎるので塗らないようにしましょう。
学校や塾以外で受験勉強をする場所は、自宅であることが多いでしょう。自分の家は落ち着いて勉強できる環境ですが、リラックスできるということは、眠気にも襲われやすくなるということでもあります。ここからは、自宅で眠気を感じた場合にそれを解消するための方法を5つ紹介します。
オーソドックスな勉強のスタイルは、机に向かって椅子に座りながら行うというものです。長時間座ったままでいると、体は固くなりがちです。これが血液の流れを悪くすることにつながり、眠気を感じるようになってくることがあります。そこで、血行を良くするための対策を行いましょう。手軽にできる方法として、ストレッチがあります。ストレッチを習慣にして、勉強中にも適度に体を伸ばしたり動かしたりするようにしてみるのがおすすめです。自宅でのストレッチならば、人目を気にせず体全体をほぐすことができます。
また、学校などの授業中にも、体の一部分だけをストレッチする程度なら可能なことが多いでしょう。腕を伸ばしてみるなど、軽めのストレッチを取り入れてみるのもひとつの方法です。ストレッチだけでは物足りないなら、軽い運動を試してみるのもおすすめです。ウォーキングやランニングなどは、血行を良くするだけでなく気分転換にもつながります。
受験勉強を自宅で行う場合は、自分の部屋で勉強する人が多いのではないでしょうか。しかし、自分の部屋とは誘惑の多いものです。気分転換のつもりでテレビや漫画を見ながら寝てしまったり、少しだけ休憩するつもりでベッドや布団でうっかり寝てしまったりすることもあり得ます。どうしても誘惑に勝てない場合は、勉強する場所を変えてみましょう。図書館の中には自習室を用意しているところもあるので、そういった施設を利用してみるのもひとつの方法です。また、自室以外の自宅の部屋を使ってみるのもいいでしょう。気が散るものがあまり置かれていない、静かな場所などを自宅に見つけたら、そこを勉強場所にして気分を変えてみるのもおすすめです。
眠気対策に役に立つといわれている成分の代表がカフェインです。カフェインは、コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれています。勉強のかたわらに、これらの飲み物を飲んでみましょう。ただし、飲みすぎには注意が必要です。眠気対策になるからと何杯も飲んでしまうと、反対に眠れなくなってしまうこともあり得ます。1日に1杯だけにするなど飲む量を決めたり、寝る前には飲まないようにしたりと、ただやみくもにカフェインを摂取しないように意識することも大事なポイントです。
勉強している科目を変更してみることで、眠気が覚める可能性があります。これは学校や塾の授業中には難しいですが、自宅では可能な方法です。たとえば、数学を勉強しているうちに眠くなってきたのだとしたら、社会や英語などの文系科目に変更してみるのです。まったく違う科目を勉強し始めることで、働きが鈍くなっていた脳に新しい刺激が与えられます。このため、眠気の解消につながるのです。
眠いと感じるということは、体が疲労のサインを出しているということでもあります。特に、前日に忙しかったり、そのために夜遅くまで起きていたりして、しっかり睡眠がとれていない場合は注意しなければなりません。このような場合は、ここまでに紹介したような方法を使っても眠気が解消されない場合があります。どうしても眠いときは、我慢しないで思い切って仮眠をとってみるのもおすすめです。短時間でも眠ることで頭がすっきりすれば、再び勉強に集中できるようになります。
眠くなったときにできる眠気の解消方法はたくさんありますが、どうしても一時的な対策になってしまう場合が多いです。そうではなく、根本的な生活を変えることも考えてみましょう。睡眠に重要なのは時間と質です。規則正しい生活を送ることで、体は1日の生活のリズムを覚えていきます。これがしっかりと眠るための時間を確保するうえで大切なポイントです。起床の時間と就寝の時間を毎日同じにしてみたり、バランスの良い食事内容を心がけたり、家にこもって勉強するばかりでなく適度な運動を行うなど、質の良い睡眠のために生活の習慣を整えることを意識してみましょう。
睡眠の質を上げるために、毎日寝る前に何気なく行っている習慣を見直すことも大切です。しっかりとした睡眠をとりやすい環境や状態を心がけてみるのです。お風呂をシャワーだけで済ます人も多いかもしれませんが、寝る前にきちんと湯船に浸かって体を温めてみましょう。ストレッチで体をほぐすことも睡眠前の習慣としておすすめです。耳栓をして雑音をシャットアウトしたり、照明をつけたままにしておかないようにしてみたり、パジャマを着心地の良いものにするなど、寝るときの環境にも気を配ってみましょう。また、寝る前についスマートフォンを触ったり、ゲームで遊んだりする人は多いかもしれません。しかし、これらの行動は寝つきに悪影響を与え、睡眠の質を下げる要因となってしまうため、注意が必要です。
勉強中に眠気を感じることは多いものです。貴重な勉強時間を眠気に削られないためにも、眠気対策の知識をつけておくことをおすすめします。眠くなる原因には授業が面白くないという可能性もあります。勉強の方法を変えてみるのもひとつの方法かもしれません。「下克上」はシンプルな勉強法を指導している個別指導塾で、実績もあります。説明会も開催していますので、気になったら下克上のLINE@に登録してみるのはいかがでしょうか。
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